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学校と塾とオンライン

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 元々の学校って何?

学校の役割とは何でしょう?どうして学校に行く義務があるのでしょう?

子供の参観日に行ったことはありますか?参観した時に隣のクラスを覗いたら、全く同じ内容で進んでいますよね。これは教育指導要領に授業の手順が細かく記されていて、その通りやれば授業がこなせるシステムになっているからです。これのメリットは新米先生でもある程度のレベルは確保されることです。そして全国どこで授業を受けても、一定レベルの内容に統一することが可能です。つまり、ある程度の水準の教育を平等に受けることができるシステムです。

学校制度ができるまでは、教育を受けられる子供は限られていました。裕福であれば教育を受けられますが、貧しければ子供でも働かなければならない時代でした。学校ができれば、皆に平等に教育を受けさせることが可能になります。そして貧しくても学校に行かせるために義務としました。つまり子供たちにとって働くことより勉強することを優先させるという制度です。

学校制度によって日本人の識字率も上がり、国力も上がっていきました。全国で同じ教育が受けれることで、田舎から都会に出ても就職できました。学力により貧富の差を縮めることができました。当時の技術やインフラを考えればよくできたシステムです。

現在の学校は?

ネットやビデオなどの技術やインフラが無かった頃は、学校のシステムは意味がありました。しかし現在だと、先生が毎年同じことを教えるのは非効率です。授業も子供に答えさせる時間を設けたり、落ち着きのない子たちを指導したりで、実際に教えている時間というのはわずかです。これなら教える部分はビデオで見させて、考えることや話し合うことに注力した方が効率的です。

学校は集団の中で自分がどう立ち回るのがいいのかを経験する場でもあります。ただし公立の場合、地域という枠で括られれるため、いろいろな階層の子供たちがひとつ建物にまとめられてしまいます。学校での人間関係の歪みの原因でもあります。

塾に行く意味は?

学校が地域でまとめられるのに対して、塾では学習のレベルによって階層分けした子供たちが集まっています。優秀な子供は、より高いレベルの学びを求め、そうでない子供は基礎的なところから学びなおしを行います。学習の能力の違いがあればそれに合わせて勉強も設定しなければなりませんが、学校ではそこまで細かくすることはできません。

しかし、現在は少子化で子供が少ないので、都会で人数が確保できるところは塾もありますが、田舎で子供が少ないところだと、塾を運営していくことができません。また学習が多角化していて、プログラミング教室などは都会にはあっても田舎では受けられないという、地域による格差が生じてきています。

だからオンライン!

現在はオンラインによる学習ツールがいろいろ出ています。これらを使えば地域や時間に制限を受けない学習環境をつくることができます。多様化する学習内容と、地域による格差をなくすためにできることは何か?それをこれから情報提供していきたいと考えています。

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