子供の特性や能力を確認しましょう。
公立の学校は選べませんが、塾は選ぶことができます。でも、子供と塾のマッチングを間違えると無駄な出費になります。子供の特性や能力を見極めて適切な塾をさがしましょう。
まずは現在の子供の学習能力を確認しましょう。
- クラスでの成績が上位で、さらに高いレベルの学習を目指す。(上位)
- 授業内容は理解しているが、成績が伸び悩んでいる。(中位)
- 現在の授業についていけていない。(下位)
次に学習に対する特性を確認しましょう。
- 友達と競い合ったり、みんなと一緒に頑張るのが好き。(競争型)
- 人と比べられるのが嫌い。(マイペース型)
お子さんはどのタイプに当てはまるでしょうか?
上位は地域有名進学塾
上位で競争型なら地域で有名な進学塾を選びましょう。他の学校の優秀な子供も集まっていて、お互いに影響しながら成長していきます。
マイペース型でも、レベルの高い授業を受けたいならこちらを選びます。成績の競争は気にしなくても、同じレベルの人たちに囲まれることで自身のレベルも上がっていきます。
もともと勉強ができる子供が集まっているので、進学実績が上位になるのは当たり前です。高いレベルの子供に高いレベルの授業をするので、中位、下位の子供が通っても授業についていけません。
中位・競争型は大手進学塾
中位で競争型なら大手進学塾を選びましょう。学校の授業+αや問題量をこなして成績を上げていきます。それぞれの理解度や能力に合わせてある程度指導してもらえます。高いレベルというより、問題量で経験値を上げていくイメージです。量が求められるため、宿題などがきちんとできることが必要です。
中位・マイペース型は個人塾
中位でマイペース型なら個人塾を選びましょう。それぞれの能力に合わせてカリキュラムを作ってもらえたり、わからない所を丁寧に教えてくれます。しかし個人塾とは言っても1人の先生で数人の生徒を受け持ち、また時間の制約もあるため積極的に質問する方が効率的です。子供と先生との相性が重要ですので、相性のいい先生を探すことが大切です。
下位はオンライン型
下位はさかのぼっての学習が大切です。自分がどこでわからなくなったのかを探して、そこからスタートしていきます。個人塾でもフォローしてくれますが、例えば九九からやり直さないといけない場合、わざわざ個人塾に通わなくてもオンラインでマスターした方が経済的です。
子供の特性や能力と、塾の特色を考えて、適切な学びの場を与えてあげましょう。